2010年を振り返る

ブログの更新を怠っているうちに、はや年末になってしまったが、この一年、私にとっては本当にいろいろなことがあった。みなさんはいかがだったでしょうか?

国内外問わず様々な出来事があり激動の年となったが、私にとっての2010年を、市議会を中心に振り返ってみたい。

まず、1月・2月・3月は、昨年発生した 「善行土地問題」 で引き続き議会が紛糾、市議会はいつになく活発な議論が行われれた。
閉会中にも関わらず建設常任委員会を開催、この問題だけで集中審議を行い、2月には総務委・建設委合同の 「連合審査会」 が開かれ、退職した元市部長や現職の市幹部、自治会関係者や市議など、多くの人が議会で証言するという事態に発展した。
一連の動きは、藤沢市議会では「前代未聞」といってよいだろう。

そして、市長肝いりの 「地域経営会議」は憲法・自治法に反していないか? ということで否定し、その結果、地域経営会議が策定に参画している「総合計画」に反対、さらに2010年度当初予算にも反対。
私が議員になってから初めて予算に反対した。
これは他会派にも同調の動きが出て、総合計画に11名が反対、予算案には16名が反対した。

さらに、100条委設置は17対18と一票差に迫った。
海老根市長の反対勢力が議会で無視できない数になってきた。
4月の新年度に合わせ、私は三野市議と「藤沢民主党」を結成した。
初当選以来行動をともにしてきた高橋議員・伊藤議員らと別会派になるのは断腸の思いだったが、民主党の結束を優先した。
残念ながら、もう一人の民主党議員は合流できなかったが、ともあれ藤沢市議会初の民主党会派が出来た意義は小さくないと思う。

5月臨時会は、今後一年の議会人事を決める場だが、ここも昨年来から続く議会内対立が如実に表れ紛糾。結局、議長のとりなしで決着したが、先が思いやられる展開となった。
6月定例会の際には、議員有志15人で不動産鑑定士に価格調査を以来、4250万円と市取得金額の半額という結果を得た。 これを武器に100条委設置を問うたが、またも一票足りずに否決。市議会は市長与党と野党に真っ二つに割れ、議員同士がいがみ合うような雰囲気が決定的に。
7月の参院選では民主党は大敗を喫し、昨年の政権交代の熱気から180度様相は打って変わり、国民の信頼を失って苦境に立たされることとなった。参院選の敗因については、党幹部の誰某が悪いとか総理の消費税発言だ、等々、どれもあたっているだろうが、とても一言では言い表せないので今回は控えたい。

9月定例会では決算審査が行われ、私たちの会派は昨年度決算認定に反対した。私が議員になってから、決算に反対したのも初めてだ。
定例会のはざまの10~11月は市議会の視察シーズンだ。

私はというと、大阪・神戸に個人視察、会派で大分・鹿児島、文教常任委員会では福岡・長崎に出かけてきた。
このころ、ブログの更新を怠っていたので視察報告などはアップしていないが、有意義な視察でした、ということでご理解を(苦笑)。

12月定例会では、4度目の100条委設置を提案したが否決。私たちは4月に改選を迎えるので、現在の市議会メンバーで善行問題の真相を明らかにする最後のチャンス、といっていいだろう。
11月に公明党議員が辞職したことにより与党が一減となり、ひょっとすると?と期待したが前回賛成した自民議員が棄権したため賛成が一つ減って16対17で否決。
これにより、善行問題への対応が来る市議選の争点にならざるを得ない、いやせざるを得ない。

ということで、この一年の私の議会での振る舞いは完全に「野党議員」だった。
善行問題で市長(と市長派市議たち)へ矛を突き付けているわけだが、ある意味それ以上に地域経営会議は多くの問題をはらんでいる。
「身近な問題・課題は地域内で解決しよう」
ということ自体はよしとしても、市の政策をあたかも「地元の総意」のように装うことに利用されている現在の同会議の姿は異常だ。

地域経営会議のメンバーとして、ボランティアで奮闘している関係者の皆さんには、同会議の存在そのものを否定することになり大変申し訳ないが、問題は市長にあるのだ。

議会での出来事を中心に2010年を振り返ってみたが、私にとって一番大きな出来事は、義父であり政治の師匠・恩人である葉山峻元市長が3月に亡くなったことだろう。
この数年は体調を崩しており、最後は会話もままならなくなってしまったが、このところの市制の混乱ぶりや激動する国内外の政治情勢など、45年の政治経験談と類いまれな識見をぜひとも聞いてみたかった。

亡き義父に追いつき・追い越す、などと思うほど私は自惚れてはいないが、もう頼ることはできない。独り立ち、のときなのだ。
8年前に、市議会議員を志したころの「初心」を失ってはいないか?天から見守っているだろう、義父に恥ずかしくない活動が出来ているだろうか?
図らずも、今年のおさらいは亡き父・師を偲ぶことになった。