土地問題過去記事その7 市長の説明

週明けの10(月)、連合審査会が開かれる。
今度は海老根市長が初めて委員会に出席し、答弁することになる。
前部長、自治連会長、売り主、地元市議と参考人召致をおこなった上で、市長の見解を聞く機会を得たことで、連合審査会としての審議は一巡、と言う格好になるだろう。

さて、昨年の12月定例会で市長自ら本会議場で土地取得に関する説明を行った。質問はなしで説明のみ。
いわば市長の言い分を聞く、という場に過ぎなかったわけだ。

いよいよ市長への質疑が実現することになるが、今回は当ブログをご覧になっている方々と問題意識を共有する意味で、12月定例会での市長説明の要旨を掲載したいと思う。

~市長説明要旨~

08年9月18日、善行陳情団(3~4名)来庁。
大変興味を持った。図面等を見て、現地に行き、緊急性・必要性を強く感じた。
取得の必要性の理由は3点。

1点目
駅に大変至近。駅から至便

2点目
有効な土地活用が可能。

市民農園以外の使い途

1.障害者施設利用者と地元住民との交流の場
2.駅前保育サロン「あいうえお」がある
3.登校拒否児の為の「教育相談センター」がある
(筆者注:二つの施設に通う子ども達の利用が見込まれる、という意味だろう)
4.「わいわい善行」がある
(筆者注:地域福祉事業のNPO施設。高齢者の利用が見込まれる、という意味だろう)

市民農園の意義
自身の100歳超の祖母が市民農園での農作業をたいへん楽しみにしていた。人は最後は土に帰る。身近なところに土と親しめる場所が必要。

3点目
地域経営会議が発足。市民力・地域力
をいかし、有効利用してほしい。
善行には「善行雑学大学」(という住民発意のユニークな取り組み)があり、(住民主体のまちづくりに関して)いろいろな可能性を秘めている。
地域経営会議に任せれば、有効に使ってもらえるはず。

・周辺には金子の森、赤道(市所有地)、みどりの広場・生産緑地(私有地)がある。
当該地は大変広大(筆者注:500坪強)で周辺の緑に囲まれている。(無道路地、との指摘があるが)幅員1.85mの赤道がある。

・小田急線に金子の森の木が落ちないか、皆さん大変心配している。
ということで、必要性・緊急性を強く感じた次第だ。
(市長説明要旨は以上)

海老根市長のこのような説明を聞いて、納得できるならそれもよい。