被災地支援にいった友から

 昨晩、被災地支援から帰ってきた友と会った。
現地の状況と自身が感じたことなど、多くのことを語り合った。
ここで私がアレコレ言うよりも、彼から貰ったメールを読んで頂いた方が良いと思う。
本人の許可を得たので、紹介したい。

メールここから

 お疲れ様です。
昨日の夕方に仙台から帰ってきました。
私の仕事は仙台駅から北から西にかけての丘陵地で古い造成地の擁壁などの調査でした。
ただ、初日に若林区や宮城野区の沿岸部にいってきました。
その光景にただ呆然とし、言葉を無くして帰ってきました。

 3月11日以来、連日悲惨な報道が続いています。
一方で、停電があったり、多少物が買いにくかったりするけれど、我々を取り巻く環境は、普段の生活が保証されたものであると言って差し支えないでしょう。

そんな普段の生活の中では、テレビに映っているこの光景が別世界の出来事のように感じてしまうこともあるかもしれません。それは、「東北を支えよう」とか「被災者のために」といった言葉にも少なからず現れてしまっていると自分は感じます。

日本人として、地球人として、この悲惨な状況を感じることができれば、決してこの惨禍は人ごとではないと誰もがわかるはずです。
この困難を乗り越えるには、我々一人一人が、この災害が我が身に起きた事だとして受け止めて、

被災地で活動する事
募金活動を行う事
あるいは、税金をこれまでより少し多くおさめる事

その人それぞれの役割りを気負う事なく、ひたむきに、黙々と行い続ける事しかないのかなと思います。
少し真面目になりましたが、帰ってきた報告でした。

引用以上

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