街頭募金

未曾有の災害が東日本を襲った。想像を遙かに超える事態に、私も己を失った。
藤沢では直接の被害が出ていないにも関わらず、いまだに混乱は収まっていない。計画停電は市民生活に大きな影響が出ているし、原発事故による放射能汚染の恐怖。津波への危惧も消えない。

災害対策を根本から見直さなければならないのは間違い無いが、なにしろ影響が大きすぎる。事態の深刻さを伝える報道に接していると気が変になりそうだ。
私自身の事を言うと、選挙を控えたこの時期は活動が活発化してくるはずが、3月11日以降、満足な活動が出来ていない。
あせる気持ちはある。だが。

震災で亡くなった人。その遺族。寒さの中、不自由な避難生活を余儀なくされている人。
原発において、放射能拡散を食い止めようと命がけで懸命の作業に従事している人。その人たちの事を思えば、無事に暮らしているだけで感謝だ。

「亡くなった方とご遺族に対し、心よりご冥福をお祈りします」
「過酷な避難生活を余儀なくされている皆さんにお見舞い申し上げます」
 「命がけで、復旧にあたっている皆さん、心からの敬意と感謝を申し上げます」
「未曾有の危機だが、かならず日本は立ち上がる」

こうした気持ちの表現手段として、今、私たちは街頭募金活動をしている。選挙の時期と重なっているので、
「募金に名を借りた『選挙運動』『売名行為』ではないのか?」
という批判も聞こえてくる。

先日、私たちが募金活動を行おうとしていた際、女子高校生たちが少し離れた場所で募金活動をしていた。いてもたってもいられない気持ちの表れ、だろう、皆で横断幕を持ち、声をそろえて呼びかけていた。
対する私たちは、拡声器を使い、政党の幟旗をたてての活動だ。正直、彼女らの純粋さの前に気後れし、その日は募金活動は中止した。

とはいえ、私たち選挙を控えた人間が募金活動をする、というのは純粋さが欠けているとしても、やはり出来ることをしよう、という気持ちからの行動で、気後れすることはない、と思い直した。
ので、このところ連日募金活動を駅前で行っている。小さな子ども、小中学生、高校生、若い人からお年寄りまで、多くの皆さんが貴重な浄財をカンパしてくださる。本当に感謝してもしきれない。

皆さんの意志は、絶対にムダにしてはならない。不眠不休で、命がけで復旧にあたっている人を、民主党として全力で支え、東日本の復興の先頭にたって取り組んでいく決意だ。