民主党雑感

党内が不安定だ。総理や前総理、元代表、さらには党の幹部など、各々の発言が入り乱れて波紋を呼んでいる。
私は、一党員・一地方議員としての立場に過ぎず、その点では党内情報は皆さんと大差ないだろう。
その中で、党の現状の姿について、私が思うところを少々語ってみたい。
バスの運転手を例にとると…

前は「自民党」という会社のバスに国民が乗っていた。車掌は官僚。運転技術は確かで、車掌の道案内や後方確認など誘導も的確だった。 しかし、長年の独占営業により、運行の質は低下。運転手の態度は悪くなり、乗客のえこひいきも目に余る。車掌も決まり切った業務になれきってしまい、本来業務以外のアルバイトに精を出すようになる。
 

そんな中、あらたに「民主党」というバス会社が登場。小型バスの運行から営業を開始。小回りがきく利点を活かし、ルートをきめ細かく設定、新規顧客の開拓に努める。運転手の態度もよく、評判は上々となった。
また、小型バスなので、車掌もいなくなり、コストの低減に成功、運賃の値下げが可能に。
そして、より多くの乗客を乗せるために中型バスの運行を開始し、これも成功。さらに、大型バスの経験が豊富な運転手を引き抜き、満を持して大型バスにも進出。自民党バスの駆逐に成功する。

しかし、慣れない大型バスに、運転手は四苦八苦。経験がある運転手も、車掌がいないワンマンバスは初めてで、運行に支障をきたす。また、新入りの運転手が多く、バス停を見落とし停まらなかったり、ルートを間違えたり。乗客のクレーム対応にも十分対処できない。
そして、暴走族に絡まれてもアタフタするばかりでラチがあかない。乗客はどんどん離れていく…。

「昔の自民バスは、運転手の態度は悪いし、車掌も威張っていたけど腕は確かだった。暴走族に絡まれても落ち着いており、警察(アメリカ?)との連携をうまくとっていた」
「それに引き替え、今の民主バスは、道は間違うし、バス停も見落とす。車掌がいないから運賃を安くできる、といっていたけど大きなバスはムリだった。昔の自民バスもいやだけど、民主バスにはおちおち乗っていられない…」

そうした乗客の声に対し、まず車掌制度を復活させ、運賃も引き上げた。
小型バスをやめたので、ルートも自民バス時代に戻し、少数の顧客を切り捨る結果に。
警察との関係も、昔のように親密にしている。特定顧客の優先シート確保も復活。新人のバス運転手達は、再研修と称して乗車勤務を減らされ手持ちぶさたに。
乗客からみると、前のバス会社と何が違うのか分からなくなった。
あまり乗車させてもらえない運転手達は会社への不満を客にも漏らすようになり、営業所でバス切符を売る職員(地方議員)も客に自社への不満を隠さない。
乗客はどうしたらよいのだろう。

以上、ちょっと極端なたとえ話をさせてもらったが、いかがだろうか。
私は、この話しでいうとバス会社の切符売りの立場、になろう。切符を売りながら、客に自社の悪口を言う社員はいないのと同様に?、ここでは党批判は控える。言えることは、乗客を第一に考え、そして少しは私たち切符売りの立場も考えてくれ、ということか。