9月定例会 序盤を振り返る

9月1日から市議会定例会が始まっている。
すでに条例・補正予算などの審議が終わり、今後、主戦場は決算審査に移っていく。

さて、今回の定例会の対立案件は二点あった。
まず一つは、副市長の定数変更議案。海老根市長が就任した際、副市長ポストを2から3へ増員したもののたった一年で副市長一人が辞任。 ポスト一つが空席となっていた。
別の人を新たに任命するのか、あるいは二人の副市長で済ませるのか…。

懸案事項となっていたが、ここにきてようやく決断したわけだ。
ちなみに、藤沢市ほどの規模の自治体で副市長三人は例がない。
川崎市のような大きな市でも二人でやっていることを考えれば、「非常識」だと言えよう。

そこを曲げて、海老根市長は
「藤沢を取り巻く諸般の課題を解決するためにはどうしても三人必要」
「素早い決断には強いリーダーシップが不可欠。そのためのトップマネジメント強化」
などと就任直後には主張していた。私は疑問を感じながらも当時は賛成したのだが、結論から言えば、
「副市長三人制は失敗」
だった。今は自分の不明を恥じている。

繰り返すが、副市長を三人置く理由は「課題解決」「トップマネジメント」だったわけだ。
しかし、前者は当然ながら簡単には解決しないし、トップマネジメントにいたっては「今後は部長中心主義でいく」と180°転換。
当初の「トップマネジメント、市長・副市長が辣腕を振るって市を引っ張っていく」という構想は破綻したと言っていいだろう。

もっとも、そうした事実認識や反省の弁は海老根市長の口からはついに出なかった。
私としては、そうした市長の態度には到底納得できない。さりとて、三人を二人にすること自体は賛成だから議案に反対も出来ない……。
というジレンマに陥り、結局採決を欠席することにした。

何とも後味が悪い結果となったが、「市長への不満を示すための苦肉の策」ということでご理解頂ければ幸いだ。
もう一つの案件は、本町小学校の建て替えについてだ。老朽化した校舎の建て替えで、入札も終わり施工業者も決定している。
いわば既定路線であり通常ならば反対するようなものではない。なのに、何故反対したのか?(続く)