監査委員

私はこの5月から、議会に選任され監査委員に就かせていただいた。
藤沢市の監査委員は4名、うち2名が識見者(公認会計士)、2名が議会選出で、今年から私と大ベテランの栗原議員(8期)が委員となった。

監査委員とは?
というと憲法にまで遡る。
日本国憲法には「地方自治」が特筆されている。
つまり、憲法は民主的な政治体制には地方自治の確立が不可欠、という立場をとっている。
で、市町村が名実ともに
「自らを治める『自治体』」であるならば、
「自らを律する制度が必要」
で、それが「監査委員制度」だ、という位置づけになろうか。

監査委員は市長、副市長とともに「市の役員」の一角だ。また、議選の監査委員は議長・副議長とともに「議会三役」でもある。
そのような立場をいただき大変光栄だが、同時に議会とは違った意味での「市の自律」という重責を負っている。
お陰様で私も4期目をむかえ、先輩議員は5人だけとなって藤沢市議会ではベテランの部類になり、7人の議員を擁する会派の代表も務めるようになった。
こう言うと市議会議員として順調に階段を上っているように聞こえるが、まだまだ未熟者だし36人いる市議の一人に過ぎない。
「初心忘るべからず」。

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