ごみ発電
私は原子力発電はやめるべきだと思っており、藤沢で電力をつくる取り組みを進めたいと考えている。
で、代替エネルギーは太陽光や風力・水力など色々あるが、現時点では
「ごみ発電」
が本命だと思う。
今、藤沢市で稼働している焼却炉は3基。
それぞれ焼却熱を回収し発電しており、なかでも北部環境事業所の1基は高効率発電装置を備えていて昨年度は2,252万kWを発電、このうち自らの施設で使う分を除いた1,460万kWを電力会社に売電し2億2千万円余の収入を得ている。
なかなかのものだ。
そこで私は、
「現在は分別収集しリサイクルしているプラスチック類を『可燃ごみ』と一緒にして燃やしてしまえば、さらに発電量が増えるのではないか?」
と提案した。
「市民はプラを分別する負担が減るし、市行政は分別費用が減る一方で発電量が増加し売電収入が増える、いいことずくめではないか?」
「東京ではプラを燃やしている」
といった趣旨で市側を質した。
これに対し市当局の回答は
「プラスチック類を可燃ごみと一緒に燃やすと現在より高カロリーになり発電量は増えるだろう」
「ただし、そのためには解決すべき課題(3つある焼却炉のうち2基は旧型なのでプラの焼却熱に耐えられない等)があり、今後の検討課題としたい」
というものだった。
廃プラスチックは
「自治体回収→リサイクル」より「燃やして発電する」
ほうが社会全体として効率がいいと思う。
焼却技術の進歩によって「ごみ=電力源」と言えるところまで来ている。
脱原発に向け、「ごみ発電」、本腰を入れて取り組んでみたい。