最終報告書原案提出
今日は09時30分に議会運営委員会、14時30分に100条委、合間の11時30分には監査委員会が開かれ、さらに昼休みは義父の三回忌の食事会と、私にしては超過密スケジュールだった。
この定例会で私は監査委員に選任して頂いた。今日は就任後の初めての委員会ということで、青柳代表監査委員、鵜川監査委員(以上が公認会計士)と事務局職員との初顔合わせをした。
もう一人の監査委員は議会選出の松長議員で、計4人で審査を行う。
今日は一つ案件があり、短時間で審査は終了。松長議員は気心知れた同級生&同期、正直いって相方としてはこの上ない。
とはいえ大変な重責である。気を引き締めて取り組まねば。
ということで、識見の監査委員のお二方と監査事務局の皆さん(と松長議員も)、ご指導よろしくお願いします。
監査委員会終了後、食事会へ。身内だけのささやかな席で亡き葉山峻を偲びつつ、会はなごやかに進行。私は後ろ髪を引かれるも中座し、再び市役所に戻り100条委に出席。
今日は、当委員会で土地の鑑定評価をお願いした横井鑑定士の意見陳述が行われた。
前回の説明の訂正がある、ということで、ものの数分で終了。氏は30分前には役所に到着していたので、この数分のために半日費やした格好だろう。大変ご苦労なことで恐縮するが、ささいなことでも見過ごせない、というプロ魂を見させてもらった。
私は先生が早めに到着していたことをよいことに、開会前の時間を利用して報告書の一部を見てもらい、指摘事項がないか確認をさせていただいた。
専門家からみて「特段の指摘事項はない」とのことで一安心。
意見陳述終了後、報告書(案)を提案し、委員会で内諾を得た。
今後100条委としては、19日に再び弁護士先生にチェックをしてもらったのち23日に報告書を委員会で議決し、28日の定例会最終日の本会議で提案・全議員による議決、というスケジュールとなる。
で、今日の委員会に先立ち、きのう佐賀ワキ副委員長と議会事務局長、議事課主幹とともに再び永田町の弁護士先生に相談に出かけた。
事務所に向かい青山通りを歩いているときに、
「柳田さん!」
と呼ぶ声が。え、こんなところで誰?と振り向くと、なんと。
中塚一宏内閣府副大臣が車から手を振っている!
まあ、ここは永田町・平河町といった「日本の中枢エリア」なので中塚副大臣がいて何の不思議もないな。むしろ私を見てビックリしたのは副大臣の方だろう。
「いやあ、似てる人がいるなあ、と思ったら。今日は何ですか?」
「弁護士相談に来ました」
「ああ、例の件ですか。お疲れ様です。じゃあ」
と、内閣府の公用車で去って行った。ああした姿をみると「オラがセンセイも出世したんだなあ」と素直に嬉しくなる。
脱線したが、ということで約束の時間の少し前に到着。作成した資料を分析してもらった。
「おおむねよろしいでしょう。良く出来ています」
と仰って下さったのは嬉しいやらホッとするやら。みなで頑張った甲斐がある。
この先生は、以前も触れたとおり、自治大学校で教鞭をとるなど自治官僚として長く務めた後に弁護士となった、いわば地方自治のオーソリティーである。法律家としての見方のほか、地方自治についても、学者というか専門家としての見方も披露して頂けるので、ホントに当委員会のアドバイザーとしてはこれ以上の人はいないと思っている。
そういう先生に合格点を頂いた、というのは(お世辞もあったろうが)心強い。
今回、報告書の内容を明かすことが出来ないのが残念だが、これについては、まだ原案を委員各位に披露した段階に過ぎず、これから修正意見が出てくるのを待っているところなのでご理解いただければ幸いだ。
ただ、既に中間報告でかなり踏み込んだところまで書いており、基本路線については大きな変更はない、ことはお伝えしておきたい。
ともあれ、この最終報告書(案)の作成作業で、このところ寝不足だった。今日は久ぶりにゆっくりできそうだ。
なんて言うと、明日の代表質問を控えている高橋団長や、これから予算委員会の長丁場に臨む会派の同僚議員から怒られそうだが。