証言は変わらず
新年があけて、初めてのブログだ。
年末年始と様々な動きがあり、忙しかったのもあるし、風邪をひいてしまったこともあり、更新が滞ってしまった。
と、言い訳から今年のブログがスタート、とは情けない。
言い訳から、といえば、海老根市長の選挙に向けた演説は「おわびから始まっている」との話を聞いた。
おわびの演説、というのはツライだろう。演説は、元気に、強気にやるものであろうから。
さて、昨日は100条委の証人尋問が行われた。今回で、証人尋問は最後となるかも知れない。
5人の尋問を行ったわけだが、当初の予想どおり、大きな進展はなかった、と言えようか。
100条委といっても、所詮は証言頼み。警察のような捜査権はない以上、証人が嘘を言えばそれまで。
その意味では、今回の尋問は、「最後だから、ホントの事を言ったらどうですか?」という意味合いも裏側にはあったわけだが、そうしたこちら側の気持ちも証人各位には届かなかったようだ。
それにしても、
「真実を述べ、何事も隠さず、付け加えないことを誓います」
という宣誓を証人は行うわけだが、空しく響くばかりだ。
真相究明、といっても、人の心の中を覗くことはどうせ出来ない。このあたりが限界であろう。
ただし。
そうは言っても、実は昨日の尋問で固まったことがいくつかある。これまでの流れを把握している人には分かったと思う、としか今は言えないが、告発に向けて重要な証言がいくつかあった。
このほか、これまで市が説明してきた
売り主→矢島市議→善行市民センター主幹→財政課課長補佐→新井副市長
と言う流れ、また、その後の
財政課・公社による調査→新井副市長→海老根市長
さらには、
善行自治会連合会による陳情→経済部→市民自治部→取得
という一連の経緯について、大きな疑義が浮き彫りになったことは特筆してよいだろう。
依然として真相はハッキリとはしないが、市側の説明がほぼ間違いなく嘘であろう、ことについては確信が持てた。
動機がハッキリしなくても、事実行為があれば罰を受けることになるのだから、今後は告発に向けて最後の詰めの作業をすることになる。
次回2月3日は、土地価格の鑑定結果が公表される。
横浜地裁では、
2666万円(道路無し)
5333万円(道路アリ)
という価格が出た。100条委ではどうなるだろうか?
楽しみである。