エアロスミス
今、仕事の手を休め、気分転換にブログを書き始めたところ。
さて、一昨日の11月28日月曜日から、12月定例会が始まった。会期は12月14日までだ。
今定例会は、海老根市長の任期最後の議会となるので、多くの市議が一般質問に立つことになる。
与党議員は、再選への抱負について、聞く。
対する野党議員は、この4年間の海老根市政に対し、厳しく総括を行う、という展開だろうか。
私は、といえば、これまで、市長の重要施策について、その多くに反対あるいは批判してきたと言ってよい。また、一連の土地取得問題に関しては完全にバツだ。一期四年間について評価できない。
私は、海老根市長になってから実は一般質問は一度もしていない。なのでこの12月定例会では、海老根市長の一期目4年間の最後の議会ということで一般質問するのもアリだったかもしれないが、今、私が何よりも力を入れているのは
「100条委員会」
であり、今定例会中に一定の結論として「中間報告」を出すことになっているので、そこが私の主戦場だと思っている。
この問題が明らかになってから2年が過ぎた。私は中間報告とはいえ、この12月定例会に提出する報告書は足かけ2年におよんだ本件調査の集大成、のつもりでいる。
前回の100条委の打ち合わせの席で、中間報告書は正副委員長のもと委員長・副委員長を出している会派の委員が中心となって(つまり私だ)、もちろん議会事務局の助けも大いに借りつつ、委員会に諮る「叩き台」を作成することになった。
そして、次回12月2日の100条委の打ち合わせまでに委員各位に提示することに決まった。
期日を逆算すると、時間がない。ということで、土曜日に議会事務局の議事課長が休日出勤をしてくれて打ち合わせをした。課長が取り組む部分と、私が担当する部分とをすり合わせ、方針と骨格を確認して打ち合わせは終了。
まず、私が担当する部分が仕上がらないと、次の工程が始まらない。2日の金曜日に提出するには、私の担当分は週明けの月曜日、最悪でも火曜日には提出しなければならない、だろう。
ということで、土日は徹夜で書いた。結局、全てを書き上げることは出来なかったが、おおよそ先は見えたし、徹夜で頭がショートしたので、日曜日の夜は早めに作業を終えて一杯やって寝た。
週明け28日の月曜日、本会議・100条委・全員協議会の全ての日程が終了後、報告書の打ち合わせ会議。徹夜した甲斐があったか、私の担当分を提出し、叩き台全体の構想を決めることができた。
なぜ、徹夜で書いたのか、というと。
月曜日の夜、エアロスミスのコンサートにいくために無理をしたのだ。
当然、議会日程がおしてしまったらコンサートは諦めるしかなかったが、幸いにも日程は盛りだくさんだった割には順調に進んだ。
叩き台についても一仕事終えていたので、憂いなく上り電車に乗れる。
今、エアロスミスはワールドツアーをおこなっている。来日公演は、11月22日の金沢を皮切りに全国を巡る。私が行って来た東京ドームは28日・30日の2日間だ。
私は、スティーヴン・タイラーの楽曲、歌声は嫌いではない、というより、結構好きである。
が、ファンではない。というか、私にはファン、と言えるバンド自体がないのだが。
一方、ウチの妻は「熱心、じゃない程度のファン」であり、
「彼らもイイ年だから、日本公演は最後かもしれない。是非いきたい」
と言う。ならば一緒にいこうか、ということになって、ドタキャン覚悟で私の分もチケットをとっておいたのだ。
感想は、というと、それは素晴らしかった。
スティーブン・タイラー御年63歳。
バンドのメンバーも同年代なのだが、60歳を過ぎているとは到底信じがたいド迫力の演奏だった。
あの声、いったいどんなノドをしているのだろうか?
伝説のシンガーが目の前にいる。なんだか、妙な気分だった。
42歳になり、若さを失ったと思い知るこの頃だ。だが、老いとは無縁の彼らを見ていると、40過ぎたくらいで歳を言い訳にしている場合ではない。
とてつもなく、元気を貰った。
それにしても、2時間ぶっ通しのパワフルなステージ。圧巻である。あっという間に終わった感じだ。
コンサートあと特有の耳がぼわーん、となって、頭が空っぽの感じ。興奮した身体に夜の肌寒さが心地よい。
充電完了、だ。